2024年08月21日

ウイルスの脅威

ウイルスの生態系に変化が
7月上旬、仕事を終えて帰宅した本誌記者は、ばったりとソファに倒れ込み、動けなくなった
夜中に喉が痛みだし、一気に熱が39度台まで上昇
コロナかインフルエンザを疑い、翌朝、慌てて近所の内科に駆け込むも「発熱してから24時間経っていないから、検査をしても陰性になる」と告げられた
結局、解熱鎮痛薬だけ処方されて帰路につく

ひとまず解熱剤で熱は下がったものの、あまりの喉の痛さに、水すらまともに飲むことができない
重い症状のわりに、咳や鼻水も出ないので不思議に思っていたが、1日経って原因がわかった
手の平と足、そして顔に発疹・・・手足口病だったのだ

もう一度内科に行くと「手足口病で間違いない」と診断された
しかし、手足口病に特効薬はない
苦し紛れの塗り薬だけ処方され「とにかく休むように」と指示された

実は、本誌記者は5月にも咽頭炎で一度ダウンしている
さらに、年始にも風邪で発熱した
15年以上仕事をしてきて、上半期だけで3度も体調不良に陥るのは初めてのこと・・・
「疲れているのかな」と思っていたが、どうやらそうではないらしい

いま、このようにつぎつぎと感染症に罹る人が日本中で急増しているのだ
医療法人社団五良会理事長の五藤良将氏が解説する

「感染症に罹り、免疫が下がったまま別の感染症に罹患する—まるでドミノ倒しのように、数ヵ月おきに感染症に罹る『感染症ドミノ』が人々を襲い、医療業界でも問題になっています」

子どもの場合は、さまざまな感染症に罹ることで免疫を獲得し強くなっていく
しかし高齢者は弱っていく一方だ
五藤氏が続ける

「免疫力の低下による感染しやすさ、重症化しやすさ、という意味では、大人のほうがむしろ危険とも言えます。たとえ感染症が治って体調が戻っても、一度落ちた免疫は回復するのに2ヵ月はかかります。そして、その間に別の感染症に罹ってしまう。
回復力が衰えていると、免疫がもとに戻るのにも時間がかかってしまい、ますます感染症に罹患しやすくなってしまうのです」

厚生労働省が毎週発表している「感染症発生動向調査」によれば、6月24~30日の1週間の間に次のような感染症と感染者数が報告されている

コロナは3万件にも迫る勢いで、このまま増え続けると、緊急事態宣言時のような感染状況にもなりかねない

溶連菌は昨年に比べて2・4倍、手足口病は対昨年で9倍もの大幅な増加
RSウイルスも例年同様に流行している
さまざまなウイルスが同時多発的に大暴れしているのだ

なぜ、こんなにも多様な感染症が同時流行しているのか
背景には、コロナ禍の生活が影響していた

「コロナ禍で感染症対策が徹底されたことで、日本人全体の各種ウイルスに対する免疫力が大幅に低下し、あまりにも免疫がない『免疫負債』と呼ばれる状態になってしまっています。
コロナ禍ではマスク着用が当たり前で、手洗いうがいも徹底されていました。大げさに言えば、これはまるで宇宙船やビニールハウスのような無菌状態の環境で約3年を過ごしたことになる。そのため、ちょっとウイルスが体内に入るだけで被害が大きくなりやすくなってしまっているのです」(五藤氏)

肺炎が重症化する

約3年にもわたって人間が「無菌状態」の生活を続けたことで、ウイルス側にも「地殻変動」が起きた

本来、ウイルスというのは棲み分けをする
ある年にインフルエンザが流行したら、次の年はノロウイルスが流行するなど、ウイルス同士が人間界という土壌の奪い合いをしており、1つのウイルスがその時期の勝者となって繁栄するのが常だった
しかし、コロナを経てその生態系が変わってしまったというのだ
あんどう内科クリニック院長の安藤大樹氏が解説する

「これまでは『ウイルス干渉』という現象によって、基本的には1つの感染症のみが一定期間猛威をふるっていました。しかし、人間側の免疫力が全体的に、そして一気に低下したことによって、ウイルスがどこでも活動できる無法地帯になってしまったのです。
その結果、本来なら8月に活発になるようなウイルスが5月から流行しだすなどの異常事態が起きています」

ひとつひとつの感染症の症状は軽くても、それがドミノになれば、命に関わるケースもある
安藤氏が警告する

「風邪が重症化すると、ウイルスや細菌が気管支を経て肺にまで到達することがあります。そうなると、肺炎となってしまいます。なかでも心臓病や糖尿病などの、基礎疾患のある方は重症化するリスクがあるので注意が必要です。
私の患者でも、1ヵ月咳が止まらず来院された方がいます。レントゲンを撮ると、肺炎で肺が真っ白になっていて、即入院というケースもありました。夏風邪だと思って油断してはいけません」

では、感染症を予防するために、どうすれば免疫力をあげられるのか
免疫力というのは、白血球のなかにあるNK細胞の働きによっても左右される
NK細胞の働きが活性化していれば、自ずと免疫力もあがる

規則正しい生活やバランスの取れた食事は当たり前
ただ一方で、「無菌状態」に慣れすぎた現状では、あえて「毒」を入れることも有効だという
順天堂大学医学部免疫学特任教授の奥村康氏が解説する

免疫力を高める意外な方法

「そもそもNK細胞の働きは、加齢によって低下してしまいます。しかし、規則正しい生活をしていれば、自然とNK細胞も活発に働く。
ただ、あまりにも刺激がないのもかえってよくありません。むしろ多少のストレスがあったほうが、免疫があがる。
たとえば、お酒もある程度の量であれば、毎日飲んでいたほうが、免疫があがる。タバコも同様です。フランスでは、喫煙者のほうがコロナに感染することが少なかったという論文も出ています。
ただし、当然ですが、お酒もタバコもほどほどに。ストレスが過剰になってしまうとかえってNK細胞の活動を弱めるので注意してください」

ドミノをどうやって倒さないか
そして、倒れ始めたらいかに早く止めるか
まずは、コロナ禍によって自分の身体が弱くなってしまったことを認識することが重要だ

(この記事は、現代ビジネスの記事で作りました)

ウイルスなどは基本、冬の方が活発だ

夏場に活発なウイルスもあるようだが・・・・

ウイルスが同時多発的に出たのはコロナ禍の感染対策で「無菌状態」になり、免疫力低下が原因のようだ

多少、菌などのいる生活の方が免疫力は高まるようだ



ウイルスVS人類 (文春新書 1270) 新書

現代、ある意味地球の頂点にいる人類の天敵は、ウイルス・菌、それらを媒介する昆虫だ
人類は太古からウイルスと戦ってきた
天然痘、ペスト、インフルエンザ、新型コロナなど・・・
おそらく今後もウイルスと人類の戦いは続くだろう
共栄・共存も必要かも
posted by june at 12:19| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY株は6営業日ぶりに反落、日経平均株価は反発

20日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、6営業日ぶりに反落し、終値は前日比61ドル56セント安の4万0834ドル97セント

ハイテク株中心のナスダックは59.83ポイント安の1万7816.94

S&P500は12.13ポイント安の5597.12





20日(日本時間)の日経平均株価は反発し、終値は前日比674円30銭高の3万8062円92銭

前日下げた分をほぼ戻した形

(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)

20日の日経平均株価の終値は前日比670円超の大幅上昇
posted by june at 07:13| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【かき氷の日】人気の味「ブルーハワイ」ってつまり何味?

7月25日は「かき氷の日」
かき氷の素晴らしさを広めることを目的に、一般社団法人日本かき氷協会によって制定された記念日です
かき氷と聞いて、イチゴやみぞれ、メロン、レモン・・・といった鮮やかな色のシロップをかけた、定番のかき氷を思い浮かべる人も多いことでしょう

そんなかき氷のシロップの一つに、鮮やかな水色が特徴的な「ブルーハワイ」があります
涼しげな見た目も相まって人気の味ですが、このブルーハワイについて「これって何味?」と思ったことはありませんか
中には「おいしいけど何味かよく分かってない・・・」「何味かと聞かれると説明できない」と疑問を抱いている人もいるかもしれません

老若男女に愛される「ブルーハワイ」とはつまり、何の味なのでしょうか
その味の“正体”について、一般社団法人日本味覚協会の水野考貴さんが解説します

「味」は明確に定義されていない?
今や、かき氷の「定番の味」の一つともいえる存在の「ブルーハワイ味」ですが、そもそもいつ、どのように誕生したものなのかは、あまり知られていないかもしれません

ブルーハワイ味の誕生については諸説ありますが、カクテルの「ブルーハワイ」が由来となっている、という説が有力とされています

そもそも、カクテルのブルーハワイは、1980年代にハワイで派手な飾り付けを施すカクテルが流行したときに生まれたものといわれており、かき氷のブルーハワイ味は1980年代後半以降に誕生・流行したものと推測されます
青色のリキュールを使用したカクテルのブルーハワイを意識して作られたシロップのため、両者は同じ色をしています

ブルーハワイの「味」は明確に定義されておらず、メーカーによって異なります
現在はラムネ味、ソーダ味、かんきつ系などの味が主流だと思います
ただし、いずれの味についても、糖類や酸味料など基本的な成分は同じで、主に香料が異なっていると考えられます
この香料によってラムネ味に感じたり、ソーダ味やかんきつ系の味に感じたりするのです

そんなブルーハワイ味のシロップは、おおまかにいうと、糖類・香料・酸味料・着色料から作られています
ブルーハワイ味の特徴であるきれいな青色は、「青色1号」という着色料(食用色素)によって作り出されていることが多いと考えられます
ブルーハワイ味のかき氷を食べた後、舌が青くなったことのある人は多いと思いますが、これは「青色1号」によるものなのです

ところで、なぜ「ブルーハワイ味」が、かき氷のシロップの一種として定着したのか――
これについて私は、「ブルー」という色がポイントだと思っています

ブルーは、夏の透き通った海や空を連想させるとともに、「涼しい」「冷たい」をイメージさせる色です
一方で、青や紫といった寒色系の色は食欲を増進させないことから、あまり食べ物に用いられないため、物珍しさもあったのではないでしょうか

このように、鮮やかなブルーが人のさまざまな感覚を刺激し、味よりも見た目の効果によって定着したのではないかと推測されます

(この記事は、大人んサーの記事で作りました)

かき氷で一番好きなのは私は「ブルーハワイ」ですね

青色の爽やかで涼しそうな見た目とスッキリとした味・・・

もっとも何味かはわからないのですが(笑)

味はメーカーによって違い、ブルーハワイ味の誕生には諸説ありますが、カクテルのブルーハワイが有力なようです




スミダ飲料 かき氷 ブルーハワイ 1000ml

人気のかき氷のシロップ「ブルーハワイ」1000mlです
posted by june at 03:44| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする