いつでも外国料理を食べられる現代とは異なり、洋の東西を問わず、昔は外国の食事に慣れるのは簡単ではなかった
日本を愛したイザベラ= バードやモースも、日本の食事は苦手だったらしい
他方で、米と野菜に慣れていた日本人が、肉を食べるようになったきっかけは、福沢諭吉の肉食の普及にあったという(ここでは原田信男『日本料理史』から一部編集のうえ引用する)
イザベラ=バードやモースが告白
日本の食事は、外国人の口に合わないところが多く、とくに庶民レベルのものには閉口したようである
明治十一年(一八七八)に、北海道旅行を志した英国婦人・イザベラ= バードは、埼玉県春日部で塩魚と漬物に飯と味噌汁の昼食をとったが、このうち味噌汁については、『バード日本紀行』に、「ぞっとするほどいやなもののスープ」と記している
さらに『日本奥地紀行』によれば、福島県西会津でも、野尻という宿で並べられた「貝類の佃煮・串刺しの干した鱒・海鼠の佃煮・根菜類のみそ和え・緑色をした海苔のせんべい」を「いずれも味の悪い不快な食物」と評している
もちろんバードも東京などの都会では、「裕福な日本人の料理」を食し、これについては、「卑しむべきものではない」と綴つづりながらも、日本の食事に慣れるためには、「イギリス人ならだいぶ経験」を積む必要があると『バード日本紀行』に記している
同じ時期に東京大学教授として北海道を訪れたアメリカ人・エドワード= モースは、『矢田部日記』によれば、函館滞在中「日ニ一度ヅヽ西洋料理」を出すことを条件としたほどであった
日本人のみならず、洋の東西を繫ぐ情報や物流が少なかった当時においては、食の相互理解はかなり難しい問題に属した
『西洋衣食住』を刊行
それゆえ歴史的に長い間、米と魚と野菜をベースとし、味噌・醬油による味付けに馴ならされてきた日本人にとって、麦と肉と乳製品を基本とする料理体系は、極めて馴な染じみにくいものだった
このことは、こうした使節団の日記から如実に窺うことができるが、その後の歴史からも明らかなように、いつまでも、そうした反応を続けたわけではない
むしろ、そうした本格的な異文化体験を、はじめて味わった人々のなかから、欧米の食文化を紹介し、広めようとする人物が現れた
言うまでもなく福沢諭吉がその人で、先の安政七年(一八六〇)の遣外使節団への参加を皮切りに、都合三回派遣団に加わり、欧米社会をつぶさに見学してきた
慶応二年(一八六六)、『西洋事情』初編を著し欧米社会の概略を紹介したのに続けて、翌年には片山淳之助の名で『西洋衣食住』を刊行している福沢が、はじめての欧米経験で、食習慣の違いに対して、どのような感想を抱いたのかはわからない
「牛肉や牛乳が身体のために有効」
もともと福沢は、蘭学を学んで緒方洪庵の適塾に入り、牛肉食に馴染んでいた
『福翁自伝』によれば、安政四年(一八五七)当時、大坂には二軒の牛鍋屋があり、入墨をした破落戸と適塾生が常客だったという
これらは最下等の店と見なされており、社会秩序の外とされた人々と、西洋の学問を志す学生が、日本料理の伝統からはみ出る牛肉食を、ことさらに好んだ点が興味深い
その後明治三年(一八七〇)、福沢は腸チフスに罹り、体力回復に築地牛馬会社の牛乳を用いていた
そして快癒後、同社の要請に応じて、広告文「肉食之説」を書き、牛肉や牛乳が身体のために有効だと強調した
また翌四年には、西洋料理千里軒の開店披露文を草し、さらに明治十五年(一八八二)には、「肉食せざるべからず」を、自ら創刊した新聞『時事新報』の社説に無署名で書き、栄養学的観点から肉食の普及を本格的に推奨した
晩年は和風ベジタリアン?
はじめて欧米の食習慣に触れた一人である福沢は、こうして肉食の普及に論陣を張ったが、決して西洋料理を好んだわけではない
福沢の食事記録を詳細に検討した前坊洋によれば、その前半生は鯛と鰻を好み、後半生は日本食を楽しみながらも、ときどき洋食を加え、明治三十一年の脳溢血発症後の最晩年は、和風ベジタリアンというものであったという
つまり基本的には、洋食も食べたが主として日本食を好んだ、というのが福沢の本音で、やはり「肉食之説」は、確実にタテマエだろう、としている〔前坊:二〇〇〇〕
福沢の啓蒙活動が、日本の近代化に大きな役割を果たしたことに疑いはないが、人間は思想で食生活が一気に変わることなどあり得ない
しかし近代の入り口において、日本も世界史の流れのなかに組み込まれ、さまざまな局面で圧倒的な威力を誇る西洋文明の影響を被るところとなった
その結果もたらされた価値観の大転換は、かなりの時間を要しながらも、日本人の食生活を変容させていく大きな契機となったのである
(この記事は、現代ビジネスの記事で作りました)
私の考えだが、日本人は古くから肉食でなかったし、体質的にも肉食向きではないと思う
私が「体験」して私に合っていると思ったのが「玄米・菜食」中心の食生活だ
ベジタリアンではなく、パンや麺類も食べることはあるが、この生活が合ってると感じる
日本料理史 (講談社学術文庫 2828) 文庫
今や世界中で愛されている日本料理・・・
寿司や天ぷらも日本が起源ではないが、日本独自の進化・発展で「日本料理」「和食」となった
日本料理・和食の食の文化史
2024年08月14日
NY株は反発、日経平均株価は続伸
13日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、反発し、終値は前日比408ドル63セント高の3万9765ドル64セントと大幅上昇
ハイテク株中心のナスダックは407.00ポイント高の1万7187.61も大幅上昇
S&P500は90.04ポイント高の5434.43と大きく上昇
13日(日本時間)の日経平均株価は続伸し、終値は週末、休日後の前日比1207円51銭高の3万6232円51銭で3万6000円台回復
(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
13日のダウ平均株価の終値は前日比400ドル超の大幅上昇
13日の日経平均株価の終値は前週末比1200円超の大幅上昇
ハイテク株中心のナスダックは407.00ポイント高の1万7187.61も大幅上昇
S&P500は90.04ポイント高の5434.43と大きく上昇
13日(日本時間)の日経平均株価は続伸し、終値は週末、休日後の前日比1207円51銭高の3万6232円51銭で3万6000円台回復
(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
13日のダウ平均株価の終値は前日比400ドル超の大幅上昇
13日の日経平均株価の終値は前週末比1200円超の大幅上昇
「豆乳」「アーモンドミルク」「オーツミルク」 いったい何が違う?
健康意識の高まりもあり、近年注目されている植物性ミルク
よく知られている豆乳以外にも、アーモンドミルクやオーツミルクなど、さまざまな種類を店頭で見かけるようになりました
しかし実際は、それぞれにどんな特徴があるのかわからないまま選んで飲んでいることも
栄養面などに違いはあるのでしょうか?
管理栄養士と、植物性ミルク飲料を製造販売するメーカーの担当者に話を伺いました
◇ ◇ ◇
目的で選ぶ? 豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクの特徴とは
植物性ミルクとは、豆やナッツ、穀物など、文字通り植物性の原料から作られるミルクのことです
とくに牛乳が苦手だったり、乳アレルギーや乳糖不耐症であったりしても飲めるので、牛乳の代替品としても注目されています
植物由来のため、牛乳と比べてカロリーが低めなこともあり人気です
豆乳をはじめ、現在ではアーモンドミルクやオーツミルクなど、さまざまな種類が販売されていますが、どんな視点で選べば良いのか迷うところ
「好みの味で選ぶのも良いですが、含まれる成分が異なるので、目的に応じて選ぶのも良いでしょう」と話すのは、管理栄養士の小川静香さん豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクのそれぞれの特徴を、次のように解説します
○豆乳
植物性たんぱく質が豊富で、脂質、炭水化物のバランスが良く、大豆イソフラボン、ビタミンB群、カリウム、マグネシウムなど各種ミネラル成分も多く含んでいます
たんぱく質が多く含まれる分、アーモンドミルクやオーツミルクに比べてクリーミーな味わいです
○アーモンドミルク
強い抗酸化作用を持つ、ビタミンEが含まれているのが特徴です
さらりとした口当たりで、アーモンドの香ばしい風味が楽しめます
○オーツミルク
水溶性食物繊維のβグルカンが含まれています
癖がなくすっきりとした味わいで、コーヒーとの相性も◎
「たとえば、健康的にボディメイクしたい方は、トータルバランスが優れている豆乳を。極力カロリーを抑えたい方には、アーモンドミルクやオーツミルクがおすすめです」
価格で選ぶ? 豆乳に比べて高価なオーツミルクやアーモンドミルク
ただ、植物性ミルクを日々の生活に取り入れるにあたり、ちょっぴり気になるのが値段のこと
豆乳に比べて、オーツミルクやアーモンドミルクのほうが少し高価なのが気になります
マルサンアイ株式会社開発統括部主任の堀和紀さんによると、原材料の単価が影響しているそうです
「豆乳の原料である大豆は、豆腐やみそ、しょうゆなどにも広く使用され、日本での流通・消費が多いのです。一方、アーモンドやオーツ麦は大豆に比べて消費量が少なく、原材料の選択の幅も狭いため、原材料の単価が高くなります。その結果、アーモンドミルクやオーツミルクの最終的な価格も高くなってしまうのです。また、アーモンドミルクやオーツミルクは歴史が浅く、生産量も豆乳に比べるとまだまだ少ないので、どうしても割高になります」
とはいえ、植物性ミルクの持つ栄養メリットはとても魅力的。それぞれの特徴を知ったうえで、自分に合うものを上手に取り入れたいですね
(この記事は、Hint-Potの記事で作りました)
私の食生活は、基本的には玄米・菜食だが、朝はパンも多く、麺類なども食し、白米も食べることがある
ベジタリアンでもなく、たまに肉を食べることも・・・
牛乳も飲むし、豆乳などの植物ミルクを飲むこともある
玄米・菜食が中心だがそれに縛られず、「食事を楽しんでいる」
格好いい言い方をすれば「玄米・菜食」を中心に「身体の欲する食事」をしている
「魂の」「細胞の」欲する食事をしている・・・
これが私の食事のスタイルだ
玄米菜食 (講談社のお料理BOOK) 単行本
何が身体にいい食事かはわからない
私が「体験」、試したところ、「玄米・菜食」中心が私には良さそうだ
だからベジタリアンではないが、「玄米・菜食」中心とした食生活を送っている
「玄米・菜食」中心のバラエティなレシピ・食事を紹介
よく知られている豆乳以外にも、アーモンドミルクやオーツミルクなど、さまざまな種類を店頭で見かけるようになりました
しかし実際は、それぞれにどんな特徴があるのかわからないまま選んで飲んでいることも
栄養面などに違いはあるのでしょうか?
管理栄養士と、植物性ミルク飲料を製造販売するメーカーの担当者に話を伺いました
◇ ◇ ◇
目的で選ぶ? 豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクの特徴とは
植物性ミルクとは、豆やナッツ、穀物など、文字通り植物性の原料から作られるミルクのことです
とくに牛乳が苦手だったり、乳アレルギーや乳糖不耐症であったりしても飲めるので、牛乳の代替品としても注目されています
植物由来のため、牛乳と比べてカロリーが低めなこともあり人気です
豆乳をはじめ、現在ではアーモンドミルクやオーツミルクなど、さまざまな種類が販売されていますが、どんな視点で選べば良いのか迷うところ
「好みの味で選ぶのも良いですが、含まれる成分が異なるので、目的に応じて選ぶのも良いでしょう」と話すのは、管理栄養士の小川静香さん豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクのそれぞれの特徴を、次のように解説します
○豆乳
植物性たんぱく質が豊富で、脂質、炭水化物のバランスが良く、大豆イソフラボン、ビタミンB群、カリウム、マグネシウムなど各種ミネラル成分も多く含んでいます
たんぱく質が多く含まれる分、アーモンドミルクやオーツミルクに比べてクリーミーな味わいです
○アーモンドミルク
強い抗酸化作用を持つ、ビタミンEが含まれているのが特徴です
さらりとした口当たりで、アーモンドの香ばしい風味が楽しめます
○オーツミルク
水溶性食物繊維のβグルカンが含まれています
癖がなくすっきりとした味わいで、コーヒーとの相性も◎
「たとえば、健康的にボディメイクしたい方は、トータルバランスが優れている豆乳を。極力カロリーを抑えたい方には、アーモンドミルクやオーツミルクがおすすめです」
価格で選ぶ? 豆乳に比べて高価なオーツミルクやアーモンドミルク
ただ、植物性ミルクを日々の生活に取り入れるにあたり、ちょっぴり気になるのが値段のこと
豆乳に比べて、オーツミルクやアーモンドミルクのほうが少し高価なのが気になります
マルサンアイ株式会社開発統括部主任の堀和紀さんによると、原材料の単価が影響しているそうです
「豆乳の原料である大豆は、豆腐やみそ、しょうゆなどにも広く使用され、日本での流通・消費が多いのです。一方、アーモンドやオーツ麦は大豆に比べて消費量が少なく、原材料の選択の幅も狭いため、原材料の単価が高くなります。その結果、アーモンドミルクやオーツミルクの最終的な価格も高くなってしまうのです。また、アーモンドミルクやオーツミルクは歴史が浅く、生産量も豆乳に比べるとまだまだ少ないので、どうしても割高になります」
とはいえ、植物性ミルクの持つ栄養メリットはとても魅力的。それぞれの特徴を知ったうえで、自分に合うものを上手に取り入れたいですね
(この記事は、Hint-Potの記事で作りました)
私の食生活は、基本的には玄米・菜食だが、朝はパンも多く、麺類なども食し、白米も食べることがある
ベジタリアンでもなく、たまに肉を食べることも・・・
牛乳も飲むし、豆乳などの植物ミルクを飲むこともある
玄米・菜食が中心だがそれに縛られず、「食事を楽しんでいる」
格好いい言い方をすれば「玄米・菜食」を中心に「身体の欲する食事」をしている
「魂の」「細胞の」欲する食事をしている・・・
これが私の食事のスタイルだ
玄米菜食 (講談社のお料理BOOK) 単行本
何が身体にいい食事かはわからない
私が「体験」、試したところ、「玄米・菜食」中心が私には良さそうだ
だからベジタリアンではないが、「玄米・菜食」中心とした食生活を送っている
「玄米・菜食」中心のバラエティなレシピ・食事を紹介