2024年07月08日

人間の知能が高い理由、カササギフエガラスの群れを調べるとわかるかも?

オーストラリアに生息するカササギフエガラスは知能の高さで有名ですが、その賢さには差があり、群れの中で嫌がらせを受けている個体の方が頭がいいことが判明したそうです
IFLSが伝えました

西オーストラリア大学のリジー・スピーチリー博士率いる研究チームは、オーストラリアのパース郊外に住む、6羽ほどの大人の個体で構成されたカササギフエガラスの群れを対象に、知能と社会的地位の関係を調査しました

グループにおける地位と賢さには関連性あり
群れにおける個体の相互関係を観察した結果、虐げられている個体の方が知能と攻撃性が高く、他の個体に対して嫌がらせをする個体ほど知能テストの成績が悪かったそうです

「嫌がらせをうけている個体は、資源を確保するために知恵が働くようになるのではないか」と研究者らは考えています

しかし、虐げられていたから知能を発達させるのか、食べ物にありつけないから攻撃的になるのか、環境と能力の因果関係は見つかっていないそうです

人間の知能が高い理由がわかるかも?
ちなみに、上記の研究はカササギフエガラスの生態を知るために行われているわけではなく、人間の知能が高い理由の解明につながる可能性があるからだとか

過去の研究では、知能の高いメスのカササギフエガラスの方が、知能の低いメスのカササギフエガラスよりも、より多くのヒナを孵化させて成鳥まで育てる可能性が高いことがわかっています

人間が比較的知能が高い生き物になったのは、群れの中で虐げられた個体の子孫だからという証拠はないものの、リスク回避できる個体が遺伝子を残せる可能性が高いというのは理にかなっているのかもしれません

個人的には、攻撃的なカササギフエガラスの個体が群れの中でどうなっていくのか気になりました
立場が逆転したり、群れから追い出されたりして行動を省みるチャンスがあるのかな

(この記事は、GIZMODOの記事で作りました)

カラスは鳥の中でも知能が高い動物として知られています

道具を使ったり、固い殻のクルミを自動車などにひかせ中身のを食べたり、公園の水飲み場の蛇口をくちばしで器用にひねり水を飲んだりなど

今回は群れの中で嫌がらせを受けている個体の方が頭がいいことが判明したそうです

関連性はわかりませんが嫌がらせなどを受け「必要に迫られ」知能が発達したのでは!?と推測

これから人間の知能が高いのもこれと関係があるのかも!?



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カラスは賢いといわれるがどれほど賢いのか!?
都会の生活にも適応させてきたカラスの賢さなどを探る
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犬には物と言葉を関連づける能力がある!?

犬が、特定の物と言葉を結びつける能力があることが分かってきた
ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学の研究で犬がある物と言葉を関係づけられ、脳の活動記録から犬が頭の中で一致する心的表現を活発化させていることが示唆された

研究を指導したマリアンナ・ボロス博士は話した。「犬は特定の言葉に対して学習した行動を見せるだけではありません」

「その言葉の意味を理解せずに一時的な繋がりで、ある物と言葉を関連させているだけでもないのです。彼らは物の名前を聞いた時、その物の記憶を活性化させるのです」

この研究は、研究誌カレント・バイオロジーに発表された
行動を促さない非侵襲的脳波記録法(EEG)を使った脳活動を計測し、どんな言葉やフレーズを犬が理解しているのかを分析していた
また、研究の一環として犬の飼い主18人に、馴染みのおもちゃで呼びかけてもらい、それぞれの状況で犬の反応を記録、グラフ化がされている

共同研究者のリラ・マグヤリ教授は「通常犬は物の名前よりも命令された言葉を学習しますし、物の言葉に関して豊富なボキャブラリーを持つ犬は少ないです。対象物の単語に対する犬の参照理解能力は、彼らが覚えた言葉の数とリンクすると予想しましたがそうではありませんでした」と説明した

(この記事は、よろず~ニュースの記事で作りました)

犬は人のいう子を聞いたり、介助犬、盲導犬などで人の手助けをしたり、「お手」「おすわり」「待て」などの芸をしたりとなかなか賢い動物といわれます

そして犬は者と言葉を関連づける能力があるらしいとの研究も発表されました


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posted by june at 03:19| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする