13日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、3営業日続伸し、終値は前日比37ドル83セント高の3万9043ドル32セント
ハイテク株中心のナスダックは87.87ポイント安の1万6177.77
13日(日本時間)の日経平均株価は3営業日続落し、終値は101円54銭安の3万8695円97銭
(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
2024年03月14日
世界初!肺と肝臓 生体同時移植
京都大学医学部附属病院は4日、全身の臓器などに疾患がある10歳未満の男の子に、家族の肺や肝臓の一部を同時に移植する手術を行い、成功したと発表しました
生体ドナーから肺と肝臓を同時に移植するのは世界で初めてだということです
京都大学医学部附属病院は4日午後3時から記者会見を行いました
手術・治療を行った呼吸器外科の伊達洋至教授は、「脳死ドナーの提供がない状況で、移植手術をしなければ男の子は病気が進行して亡くなっていた可能性が高かった。手術時間も長くなるし合併症のリスクも高くなるが、そういったデメリットも考慮しても、救命の確率が一番高いのが同時移植だった」と明かしました
■両親が肺の一部、祖父が肝臓の一部を提供
京都大学によりますと、患者は関東在住の10歳未満の男の子で、染色体の異常によって皮膚や粘膜、神経、全身の臓器に異常をきたす「先天性角化不全症」を患っていました
男の子は2歳のときに、血液中の白血球、赤血球、血小板のすべてが減少する難病の「再生不良性貧血」を発症し、4歳のときには妹から骨髄移植を受けました
その後、肺には動脈と静脈が直接つながり酸素の取り込みが難しくなる「肺動静脈ろう」を、肝臓には「肝硬変」を患い、男の子の命を救うには肺と肝臓の同時移植が必要な状態となっていました
移植手術は去年11月15日に行われ、父親と母親から肺の一部を、祖父から肝臓の一部を移植しました
3人のドナーと男の子の手術が同時に行われたため、4つの手術室を使い、約30人の医師やスタッフらが関わったということです
手術は約18時間かかって無事に終了し、男の子は酸素ボンベや点滴がなくても歩行可能になり、今月1日に無事に退院しました
臓器を提供した両親と祖父も、すでに社会復帰しているということです
■日本では脳死ドナー少なく「新しい治療の可能性」 両親「患者や親族の一筋の光になれば」
海外では、脳死したドナーからの肺と肝臓の同時移植が行われた例はあったものの、生体のドナーからの同時移植は世界で初めてだということです
京都大学は「日本では脳死のドナーが少なく、今回同時移植が成功したことで、肺と肝臓の両方に障害のある患者に新しい治療の可能性を広げた意義は大きい」としています
また、男の子の両親は京都大学を通じて「当初はもう打つ手がないと絶望的な気持ちでしたが、様々なリスクがある中で、今回の(移植手術の)提案をしてくださったことが、私たち家族にとっては唯一の希望でした。改めて皆様に感謝申し上げます。今回の移植の例を機に、これまで移植を諦めるしかなく、何もできないもどかしさや絶望感を抱えている患者さんや親族の一筋の光になれば嬉しいと考えております」とコメントしています
(この記事は、読売テレビの記事で作りました)
肺と肝臓の生体同時移植は世界初だそうです
このことが臓器移植の可能性を広げるといいですね
臓器移植の誤解をとく 単行本(ソフトカバー)
患者によっては臓器移植しか助かる道のない患者もいるという
そうゆう患者、関係者にとって臓器移植の偏見や誤解は大きなハードルだ
これらのハードルをクリアしなければならない
生体ドナーから肺と肝臓を同時に移植するのは世界で初めてだということです
京都大学医学部附属病院は4日午後3時から記者会見を行いました
手術・治療を行った呼吸器外科の伊達洋至教授は、「脳死ドナーの提供がない状況で、移植手術をしなければ男の子は病気が進行して亡くなっていた可能性が高かった。手術時間も長くなるし合併症のリスクも高くなるが、そういったデメリットも考慮しても、救命の確率が一番高いのが同時移植だった」と明かしました
■両親が肺の一部、祖父が肝臓の一部を提供
京都大学によりますと、患者は関東在住の10歳未満の男の子で、染色体の異常によって皮膚や粘膜、神経、全身の臓器に異常をきたす「先天性角化不全症」を患っていました
男の子は2歳のときに、血液中の白血球、赤血球、血小板のすべてが減少する難病の「再生不良性貧血」を発症し、4歳のときには妹から骨髄移植を受けました
その後、肺には動脈と静脈が直接つながり酸素の取り込みが難しくなる「肺動静脈ろう」を、肝臓には「肝硬変」を患い、男の子の命を救うには肺と肝臓の同時移植が必要な状態となっていました
移植手術は去年11月15日に行われ、父親と母親から肺の一部を、祖父から肝臓の一部を移植しました
3人のドナーと男の子の手術が同時に行われたため、4つの手術室を使い、約30人の医師やスタッフらが関わったということです
手術は約18時間かかって無事に終了し、男の子は酸素ボンベや点滴がなくても歩行可能になり、今月1日に無事に退院しました
臓器を提供した両親と祖父も、すでに社会復帰しているということです
■日本では脳死ドナー少なく「新しい治療の可能性」 両親「患者や親族の一筋の光になれば」
海外では、脳死したドナーからの肺と肝臓の同時移植が行われた例はあったものの、生体のドナーからの同時移植は世界で初めてだということです
京都大学は「日本では脳死のドナーが少なく、今回同時移植が成功したことで、肺と肝臓の両方に障害のある患者に新しい治療の可能性を広げた意義は大きい」としています
また、男の子の両親は京都大学を通じて「当初はもう打つ手がないと絶望的な気持ちでしたが、様々なリスクがある中で、今回の(移植手術の)提案をしてくださったことが、私たち家族にとっては唯一の希望でした。改めて皆様に感謝申し上げます。今回の移植の例を機に、これまで移植を諦めるしかなく、何もできないもどかしさや絶望感を抱えている患者さんや親族の一筋の光になれば嬉しいと考えております」とコメントしています
(この記事は、読売テレビの記事で作りました)
肺と肝臓の生体同時移植は世界初だそうです
このことが臓器移植の可能性を広げるといいですね
臓器移植の誤解をとく 単行本(ソフトカバー)
患者によっては臓器移植しか助かる道のない患者もいるという
そうゆう患者、関係者にとって臓器移植の偏見や誤解は大きなハードルだ
これらのハードルをクリアしなければならない