2023年12月20日

NY株は、9営業日続伸、5営業日連続で史上最高値を更新

19日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、9営業日続伸し、終値は前日比251ドル90セント高の3万7557ドル92セントで5営業日連続史上最高値を更新

ハイテク株中心のナスダックは98.03ポイント高の1万5003.22





19日(日本時間)の日経平均株価は反発し、終値は前日比460円41銭高の3万3219円39銭

日銀の金融緩和維持で大幅上昇


(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)

19日の日経平均株価の終値は前日比460円超の大幅上昇
posted by june at 06:51| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「デンキウナギの放電」周囲にいる生物の遺伝子を組み換えることが明らかに

デンキウナギが放電によって近くにいる生物の遺伝子を変化させることが、新たな研究で判明した

宇宙は私たちが考えているよりも不思議であるだけでなく、私たちが考え得るよりも不思議だ- ヴェルナー・ハイゼンベルク

デンキウナギは本当に驚くべき生き物である
キッチンの食器洗い機を動かすのに十分な電気を生産したり、クリスマスツリーを点灯させることができるだけでなく、最近では、彼らの電気パルスが近くの水生生物の遺伝子を変化させることもできることが判明した
本当だ、読み間違いではない
この衝撃的な発見は名古屋大学の研究グループによって報告されたが、彼らによれば、デンキウナギの放電は小魚の幼生の遺伝子を改変できるという

微生物の遺伝子を電気で変えることは一般的な実験技術である
私はこの技術を何百回も(何千回も?)使って、特定の遺伝子を特定のバクテリアに導入したことがある
この技術はエレクトロポレーション(電気穿孔法)と呼ばれ、細胞膜に一時的な孔(あな)を作り、DNAやタンパク質など目的の分子が標的細胞に入るのを可能にする生物物理的プロセスである
細胞は自らこれらの孔を修復し、新たな遺伝情報を発現しながら生存を続ける

研究チームは、名古屋大学の本道栄一教授(生命農学研究科)と飯田敦夫助教(同)が共同で率いた
飯田助教のエレクトロポレーションに関する知識と魚類に関する専門知識に基づき、研究者たちは、水中で電気パルスが流れると、周囲の生物(微生物だけでなく)にも影響を及ぼし、水中に浮遊するDNA断片を取り込む可能性があると提案した
こうした浮遊するDNA断片は環境DNAとして知られている

端的に言えば、デンキウナギの専門家である飯田助教は、エレクトロポレーションは単なる実験室だけの現象ではなく、自然界にも存在する現象である可能性を提案したのだ

「自然環境でエレクトロポレーションが起こる可能性を考えました」と飯田助教は説明する。「アマゾン川に生息するデンキウナギはエレクトロポレーションを行う装置よりも遥かに高電圧の電気を発生させることが知られています。そこでデンキウナギを電源、周辺に生息する生物をレシピエント細胞、水中に遊離した環境DNA断片を外来遺伝子で見立てると、デンキウナギの放電によって周辺生物で遺伝子組み換えが起こるのではないかと仮説を立てました」

仮説と実験
電力発生源であるデンキウナギ(Electrophorus sp.)は、南米北部に生息する近縁の熱帯淡水魚3種からなるグループである
電気的インパルスを利用して交尾相手を見つけ、求愛し、獲物を探す
最大で860Vの放電が可能で、人間の成人をも気絶させることができる能力で知られている
この能力は、1775年に電気ウナギが電気を発生させる謎を解明するために初めて研究されたときから、科学者たちに知られ、高く評価されていた
これらの発見は電池の発明に貢献した

強力な電気パルスによる遺伝子導入は、遺伝子工学において確立された技術であることを考慮した飯田助教と共同研究者たちは、デンキウナギが水中環境において生きた遺伝子導入メカニズムとして機能する可能性があることを提案した

この仮説を検証するために、飯田助教と共同研究者たちは、実験室で育てたゼブラフィッシュの幼魚を、緑色蛍光タンパク質をコードする遺伝子マーカーと一緒にDNA溶液に入れた
次に、彼らはデンキウナギを囲いに入れ、餌に食いつかせることで電気を放電させた
もしその結果、ゼブラフィッシュの幼生細胞がDNAを取り込んだならば、ゼブラフィッシュは緑色に光ることになる

遺伝子導入に成功
実際に、飯田助教と共同研究者たちは、デンキウナギが発するパルスにはばらつきがあるものの、ゼブラフィッシュの5%が緑色に蛍光を発することを発見し、遺伝子導入が実際に行われたことを示す生きた証拠を得た

「デンキウナギの放電は、通常エレクトロポレーションに使用される機械とはパルスの形状が異なり、電圧も不安定ですが、デンキウナギ自身の放電が細胞への遺伝子導入を促進したことを示しています」と飯田助教は説明した
「デンキウナギや発電する他の生物が、自然界の遺伝子組み換えに影響を与える可能性があるのです」

このような現象が自然界で観察されたのは今回が初めてではない
たとえば、落雷は線虫や土壌細菌の遺伝子を変化させることが以前発見されている

この研究は実験室の条件下で行われたが、生きた魚が使用されており、デンキウナギによって生み出される電気放電が野生で生きた魚の幼生にDNA転移を引き起こし、それによって種の進化の軌跡を(潜在的に)変える可能性があることを示唆している

しかし、自然環境で実際にこうしたことが起きるのだろうか?

飯田助教と共同研究者たちは、今回の発見だけでは、放電が自然環境において遺伝的要因として作用すると断定はできないと認識しているが、彼らの研究は、放電を介した遺伝子導入が自然の生息環境で起こりうることを示唆しており、今回の一連の実験は、この現象に関する今後の研究の道しるべとなる

研究者は言う
「私はこのような『思いもよらぬ』『突拍子もない』着想から新しい生物現象を発見しようとする試みが、世の中に生き物の奥深さを啓発し、将来のブレイクスルーのきっかけになると信じています」

情報ソース:
榊晋太郎、伊藤零雄、阿部秀樹、木下政人、本道栄一、飯田敦夫(2023)。Electric organ discharge from electric eel facilitates DNA transformation into teleost larvae in laboratory conditions, PeerJ 11:e16596 | doi:10.7717/peerj.16596

(この記事は、Forbes JAPANの記事で作りました)

「デンキウナギの放電」が周囲にいる生物の遺伝子を組み換える可能性が明らかに

遺伝子組み換えというと人が人為的に行うイメージが強かったですね

以前から落雷などで線虫や土壌細菌の遺伝子を変化させることが以前発見されていました

電気を放電する生物はデンキウナギだけではありません

他の放電する生物でも遺伝子を組み換える可能性も

ちなみに放電する動物でデンキウナギは最大電圧です


遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実 (私たちはどのように騙されてきたのか?) 単行本

遺伝子組み換えはある種で画期的な技術だが、倫理面や安全性に問題も・・・
特に「食の安全」について
しかし遺伝子組み換えは世に出回り普及してきた
その「現状」「現実」の舞台裏を探る
posted by june at 03:55| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする