2023年12月11日

「六つ子」の惑星を発見 誕生以来、軌道安定か 東大など

東京大などが参加する国際共同研究チームは11月30日、地球から約100光年離れた恒星の周囲を回る六つの惑星を発見したと発表した
いずれも隣り合う惑星同士の公転周期の比が簡単な整数比になっており、惑星系の形成過程を知る手掛かりになるという
論文は同日、英科学誌ネイチャーに掲載された

東京大の成田憲保教授らは、太陽系外にある惑星(系外惑星)の観測を行う米航空宇宙局(NASA)の惑星探査衛星「TESS」などを使い、かみのけ座の方角にある恒星「HD110067」を観測
惑星が恒星の前を通り過ぎる際の減光の幅や周期などから、三つの惑星を発見した
公転周期は内側から9.11日、13.67日、20.52日で、内側とすぐ外側の惑星の公転周期の比はいずれも2対3だった

こうした関係は、惑星同士の重力の相互作用によって生じることから、研究チームは四つ目以降の惑星の公転周期を推測
地上望遠鏡のデータを加えるなどして分析を進めた結果、30.79日(2対3)、41.06日(3対4)、54.77日(同)で公転する惑星が見つかった

この恒星の年齢は80億年程度と太陽より古いとみられるが、公転周期の関係が保たれていることから、誕生以降、惑星同士の衝突や巨大惑星の移動など大きな影響を受ける現象はなかったと考えられるという

(この記事は、JIJI.COMの記事で作りました)

地球から100光年離れた恒星の周囲を回る六つの惑星を発見したという

いずれも隣り合う惑星同士の公転周期の比が簡単な整数比になっており、惑星系の形成過程を知る手掛かりになると期待される

当該の恒星が地球より古く、公転周期の関係が保たれていることから、誕生以降、惑星同士の衝突や巨大惑星の移動など大きな影響を受ける現象はなかった・・・いわゆる「安定」していたと考えられる


宇宙には一定の規則性・法則性があるのかも


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「宇宙は美しい」
宇宙には「高い対称性」「簡潔さ」「自然な安定感」などの美しい法則性があるという
この美しさは天の配剤なのか!?
宇宙も美しい理論でまとまるのか!?
posted by june at 15:05| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゾウの鼻はなぜ長い? 仲間の死を悲しむ知的生物・ゾウの意外と知らない進化の不思議

ゾウの鼻が長い理由を分かりやすく解説した動画がYou Tubeで注目を集めています
動画は記事執筆時点で2万4000再生を超え、「生き物って不思議」「面白い進化」といった声が寄せられています
投稿者は、サイエンスライター兼イラストレーターの北村雄一さん
奇跡とも呼べる進化の過程と、意外と知らない“長い鼻”の秘密に思わずうなります

4足歩行のまま進化することができたゾウ
ゾウの鼻はなぜ長いのでしょう
まずは、ゾウを含む脊椎動物の進化を探っていきます
脊椎動物および、知的生物である人間とオウムは、それぞれ前足、または後ろ足を“手”として扱えるよう進化しました
これは4足のうち2足を“手”に転用する必要があったためといわれています

ところがゾウは違いました
長く伸びた鼻を“手”として扱えるようになり、4足歩行のまま進化することができたのです

偶然がもたらした奇跡の進化
時代を3700~3000万年前へさかのぼります
このころエジプトにいた「メリテリウム」という種類が、ゾウの初期の姿といわれています
大きさは2メートルぐらいで、水辺に住むカバのような動物でした
頭骨を見ると鼻は頭部の前にあり、一般的な哺乳類と同じ構造です
このころは今のように鼻が伸びていなかったことが分かります

その後「フィオミア」という種類へ進化し、鼻孔は目の前の辺りへ移動
長い鼻を持つバクと同じような見た目になりました
このころ鼻の付け根が筋肉で構成され、自由に鼻を動かせるようになります

「ゴンフォテリウム」という種類へ進化すると、上顎と下顎が長く伸びました
それと同時に鼻も伸び、現在のゾウの姿と近くなります

さらにその後「ステゴテトラベロドン」という種類へ進化し、牙が長くなります
また土台である上顎と下顎の縮小が始まり、伸びた鼻はそのまま残りました
下顎の骨の先端が下を向いたことで、現在のゾウとよく似た姿形になります

鼻の進化は“脳の進化”も促した
さて、現在のゾウの姿を見てみましょう
下顎の牙が失われ、長い鼻が残っています
ゾウの鼻は、これまで長かった下顎が支えていたからこそ伸びることができ、完成された器官として残すことができたのです

またゾウは仲間の死を理解し、遺骨を慈しむ高度な認知能力を持つといわれています。
この認知能力は、鼻を操作するためには脳の発達が必要とされることから、向上したとされています
鼻の進化は結果として、脳の進化も促したといえるでしょう

北村さんいわく、このような進化をたどった哺乳類は他にいないとのこと
さまざまな偶然が重なり、自由に扱える鼻を手に入れた過程は、まさに奇跡といえますね

生き物の進化は面白い
 この動画には、「貝が浮力を得たことで足がフリーになってタコのように賢くなれたみたいな感じですね」「象だけは器用に操作できる鼻という新しい『脚』を獲得していて、おもしろい進化だなって思う」「生き物って不思議です」と、生き物たちの進化の過程に再注目する声が寄せられています

生物進化から天体まで幅広い分野で活躍する北村さん
著書『ダーウィン『種の起源』を読む』(化学同人社)では、科学ジャーナリスト賞大賞2009を受賞しました
You Tubeチャンネル「サイエンスライター北村雄一の地球放送」では、地球や宇宙、そこに住まう生物の歴史を分かりやすく解説しています

(この記事は、ねとらぼの記事で作りました)

ゾウの鼻はなぜ長いかの解説から鼻を手のように扱えるようになったゾウは脳の発達も促したとしています

キリンの首が長くなったのは、より高くの(えさになる)植物を獲得できるように進化したためといわれます

このような生存競争でより有利となった種が勝ち残ったとされています

これが「ダーウィンの進化論(「種の起源」)とされています


ダーウィン『種の起源』を漫画で読む 単行本

誰もが知っているダーウィンの進化論について書かれた名著「種の起源」を漫画で分かりやすく楽しく解説
posted by june at 10:08| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

競馬、第75回阪神ジュベナイルフィリーズはアスコリピチェーノが優勝

10日に競馬の第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(G1、阪神芝1600メートル)が行われた

3番人気で北村宏司騎手騎乗のアスコリピチェーノが優勝

2着はクビ差で5番人気のステレンボッシュ、3着はさらに1馬身1/4差で2番人気のコラソンビート

(この記事は、JRAのホームページの記事で作りました)

勝ったアスコリピチェーノは新潟2歳Sの勝ち馬で、これで3戦3勝

1番人気のサフィラは4着でした


私の注目馬は・・・
1着・アスコリピチェーノ、3着・コラソンビート、4着・サフィラ、6着・ルシフェル、10着・キャットファイト
馬券予想は単勝とワイド以外は外しました


阪神ジュベナイルフィリーズといえば最近では2020年のソダシですね
白毛馬初のG1馬・クラシックホース(桜花賞)でG1・3勝馬(桜花賞、阪神ジュベナイルフィリーズ、ヴィクトリアマイル)


純白女王ソダシ 雑誌

世界初の白毛のG1馬、クラシックホースのソダシ
彼女の歩んだ全16戦(7勝、G1・3勝、重賞6勝)の軌跡のほか現役引退後の牧場でのショットなども収録
posted by june at 03:35| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする