JAXAの井元隆行プロジェクトマネジャーは午後、報道陣に、エンジンを覆うモーターケース(圧力容器)が壊れた可能性があると説明した
井元氏は「非常に残念だ。原因を究明し設計に反映する」とし、爆発で壊れた真空燃焼試験棟を修復して実験をやり直す考えを示した
井元氏によると、容器の内部には大気圧の70倍近い7メガパスカル弱の圧力がかかっている
試験で異常な燃焼が起き、本来は耐えられるはずなのに破壊が起きた可能性がある
データを見直したところ、午前9時ごろの実験開始から57秒後に一瞬、圧力がゼロになった
井元氏は「恐らく異常が起きて圧力が下がったのではないかと思う」と指摘した
実験に用いたエンジンは全長3.2メートル、直径2.5メートル
従来のイプシロンロケットの2段目エンジンより約3トン多い約18トンの燃料を積んでいる
(この記事は、共同通信の記事で作りました)
国産ロケットは初期のころは、成功精度が低かったが、最近は成功精度が上がっていました
今回はエンジン燃焼試験という初期段階での爆発でした
爆発は残念でしたが、爆発の原因を究明し、「今後」に「生かし」てほしいですね
宇宙開発史 (時空旅人別冊) ムック
人類の宇宙開発への挑戦と歩み
日本の宇宙開発を担う研究機関・JAXAについても説明