藤井王位にとっては王位戦で3年ぶりの白星発進に
年度内八冠へ向け、落とせない防衛戦で好スタートを切った
本局は振り駒の結果、王位4連覇を目指す藤井王位が先手に
後手の佐々木七段が横歩取りに誘導し、両者の対局で初の戦型となった
序盤から佐々木七段が趣向をこらし、本局へ準備してきた研究を披露
早くに前例を離れ、互いに1時間前後の長考を繰り返すじっくりとした展開が続いた
藤井王位にとって豊田市でのタイトル戦は初
地元・愛知県でのタイトル戦通算成績はこれまで5勝4敗で、同じ東海地方の静岡でのタイトル戦は7戦全勝であることと比べてみても相性がいいとは言えなかった
だが、豊田市は幼少期に「とよたふれあい将棋フェスティバル」に出場し、小学1~3年生まで低学年の部で3連覇を果たしているいい思い出のある地
子どもの頃の思い出のまま、豊田市で黒星発進の記憶を払拭した
両者は現在棋聖戦五番勝負も戦っており、”真夏の十二番勝負“のさなか
次の戦いは13、14日に兵庫県神戸市で行われる王位戦第2局となる
(この記事は、スポーツ報知の記事で作りました)
藤井聡太7冠と佐々木大地七段は王位戦以外でも棋聖戦も対戦している
この王位戦第1局は藤井王位が先勝した
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