シリーズは藤井棋聖の2勝1敗となり、負けなしの静岡で棋聖4連覇に王手を掛けた
本局は藤井棋聖得意の角換わりの出だしになった
佐々木七段は腰掛け銀から右玉の構えに
序盤から藤井棋聖の桂馬が軽快に跳ね、相手を惑わせる
中終盤以降も意表を突く藤井棋聖の妙手が飛び出し、佐々木七段の持ち時間をゆっくりと溶かしていった
1勝1敗で迎えた第3局
もし本局で佐々木七段に敗れていれば、番勝負で初の連敗、初めて先にカド番に追い込まれることになっていた藤井棋聖
だが、落ち着いた指し回しでシリーズ2勝目を重ね、変わらぬ強さを見せつけた
7月7、8日には藤井王位と佐々木七段による第64期王位戦七番勝負第1局が愛知県豊田市「豊田市能楽堂」で開幕
同一カードのタイトル戦が1週間で2度行われることになる
初のタイトル戦が“ダブルタイトル戦”となる佐々木七段
一方、もはや過密日程が日常となっている七冠の藤井七冠
夏を制するのはどっちだ
(この記事は、スポーツ報知の記事で作りました)
藤井聡太棋聖が第3局を勝ち、シリーズ2勝1敗で4連覇に王手だ
第94期棋聖戦第4局は18日だ
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