ビートルズの「最後の楽曲」となる新曲が人工知能(AI)技術を用いて制作され、今年後半にリリースされる予定であることが13日分かった元メンバーのポール・マッカートニーさんがBBCラジオのインタビューで明らかにした
ビートルズは1970年に解散している
古いデモテープに収録された故ジョン・レノンの曲を、AI技術で雑音などを除いて歌声のみ抽出し、マッカートニーさんらが手を加えて楽曲として完成させた
マッカートニーさんは曲のタイトルに触れなかったが、BBCによると、1978年にレノンが書いた「ナウ・アンド・ゼン」と呼ばれる未発表の曲とみられる
レノンは80年にニューヨークで殺害された
「ナウ・アンド・ゼン」を含む複数の曲が収録されたデモテープは、レノンがマッカートニーさんのために作製したもので、94年、マッカートニーさんがレノンの妻オノ・ヨーコさんから受け取った
翌95年、ビートルズの残るメンバー3人がテープを基に「ナウ・アンド・ゼン」の編曲を試みたが、雑音がひどく完成を断念したという
長い間この歌の完成を望んでいたというマッカートニーさんは、「AIがデモテープを『ピュア(混り気のない)』な状態にした」ことでレノンさんの歌声を再現できたと新技術を称賛
ただ、AIによる作曲を巡っては、英ロック歌手スティングさんが「音楽を構成する要素は人間に属する」と懸念を示すなど、一部アーティストから否定的な意見も出ている
(この記事は、JIJI.CONの記事で作りました)
ビートルズの「新曲」がAI技術によって作られた
レノンさんのデモテープを元に作られたようなので人間要素が全くない楽曲ではないが、これが「ビートルズの新曲」かは評価が分かれ、賛否両論あるだろう


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