2023年06月19日

将棋、羽生善治九段、日本将棋連盟新会長に就任

日本将棋連盟は9日、羽生善治九段(52)を新会長とする人事を発表した

同日行われた棋士総会で、今年4月の役員(理事)予定者予備選挙(定員7)で選出された羽生九段以下、森下卓九段(56)清水市代女流七段(54)西尾明七段(43)片上大輔七段(41)、脇謙二九段(62)と井上慶太九段(59)を承認

新たな役員による理事会で、羽生が会長に選出された

2017年(平29)2月からここまで務めてきた佐藤康光会長(53)は退任する



国民栄誉賞棋士の羽生が将棋界のかじ取りを任された

髪の毛を金色に染め、ネクタイを締め直して初仕事の記者会見に臨む

就任にあたり、「初めての役職ですが、大きな責務とやりがいで身が引き締まる思いです」と所信を表明した

立候補は3月末に決断を下した

師匠の二上達也九段や、大山康晴十五世名人が後進のために力を尽くしている

「諸先輩の方々がやってきた歴史の中で、今度は自分の番」と決意して出馬した

同連盟は来年、東京・千駄ケ谷と大阪府高槻市に新たな将棋会館を建設する

羽生九段は、一昨年6月に発足した「創立100周年記念事業・東西将棋会館建設委員会」の委員長を務める

同時に、ベスト8に進出している王座戦挑戦者決定トーナメントなどの対局もある

棋士としてタイトル獲得通算100期を目指しながら、会長として創立100周年事業の業務にあたる

「これまでと同じ活動ができるかは未知数。忙しくなった方が、しっかり時間管理をして、メリハリをつけながら活動できると考えています」とした

1日には藤井聡太7冠が誕生した

最近は「観る将」と呼ばれる新たなファンも増えた

多様化したファンのニーズに応えられるサービスの提供が大きな課題と考えている

また、「地方自治体と連係して、その場所の活性化のお手伝いができたら」といったビジョンも披露した

藤井7冠まで歴代16人いる名人のうち、羽生を含めて8人が会長となった

盤外で汗をかくことも、次代への発展を担う第一人者としての使命になる

(この記事は、日刊スポーツの記事で作りました)

羽生善治九段は国民栄誉賞棋士で、これまで将棋タイトルを99期(竜王7・名人9・王位18・王座24・棋王13・王将12・棋聖16)獲得している

永世・名誉称号は新設の叡王以外全て資格者

当時の全7冠独占もあるレジェンド(現在は8冠)


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国民栄誉賞棋士で、タイトル獲得歴代最多99期、永世・名誉称号7冠資格者のレジェンド・羽生善治九段の勝負を決める決断力

日本将棋連盟会長に就任
posted by june at 03:41| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする