試合は4-1で侍ジャパンが中日で勝利
9日に開幕するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向け中日との強化試合に臨んだ侍ジャパンは、前夜の大敗から一転、この日は終盤に岡本和真内野手の勝ち越しアーチなどで突き放し快勝した
先発の佐々木朗希投手は3回53球を投げ、1安打無失点の好投
先月25日のソフトバンク戦に続き160キロ台を連発した
1回は自身の暴投と四球などで2死一・三塁のピンチを招くが、空振りの奪三振
空振り奪三振の4球目に自己最速165キロをマークし、会場はどよめきに包まれた
2回はこの日2つ目の四球を与えるが後続を抑えた
3回は2者連続空振り三振を含むパーフェクトピッチングでマウンドを降りた
佐々木投手は登板後「小さな誤差で投球にばらつきが生じました。悪いところが本戦前に出たので次に活かします」とこの日の投球を振り返った
打線は中日の先発・大野雄大投手に2回までパーフェクトに抑えられたが、3回は2死からサポートメンバーのロッテ・藤原恭大外野手が右方向へのヒットで三塁まで進むと、1番の近藤健介外野手が左中間へのタイムリーを放ち鮮やかに先制
だが4回、2番手の宮城大弥投手は先頭から2者連続で空振り三振を取るが、続くアキーノ外野手に2試合連続となる同点アーチを浴び、試合は振り出しに
6回から侍3番手として中日の髙橋宏斗投手がマウンドへ
先頭打者のに四球を与えたが、右フライ、さらに1死一塁で“甲斐キャノン”が炸裂し二盗を阻止
最後は空振りの奪三振に
7回は3者連続の空振り三振で中日打線を抑え込んだ
追加点が欲しい侍打線は7回、先頭の岡本内野手が柳裕也投手の初球を捉え、レフトスタンドへ勝ち越しのソロホームランを放った
試合に出場できない大谷翔平投手、ヌートバー外野手もベンチで喜んだ
岡本内野手はソフトバンクとの強化試合2試合、前日の中日戦を含めこれで6打点を挙げ、勝負強さを発揮した
その後、侍ジャパンは8回にはサポートメンバーの万波中正外野手が中日のルーキー仲地礼亜投手から2ランホームランを放ち4-1とリードを広げた
8回、9回は伊藤大海投手が登板し、ランナーを一人も出さないパーフェクトピッチングでWBC本番に向け順調な仕上がりを見せた
6日は京セラドーム大阪で阪神との「2023WORLD BASEBALL CLASSIC™強化試合」に挑む
(この記事は、TBSニュースデグの記事で作りました)
前日の7失点大敗から一転して鮮やかな快勝でしたね
佐々木朗希投手は大谷翔平投手に並ぶ165キロの日本選手最速タイ
前日は打ち込まれた中継ぎ・抑えもこの日は締めました
'09 WORLD BASEBALL CLASSIC TM 日本代表 V2への軌跡
2009年のワールド・ベースボール・クラシックで日本代表が2006年に続く2連覇を達成した軌跡を収録
日本は2009年の連覇以来のWBCの王座奪回を目指す