将棋の棋王戦五番勝負が5日、長野県長野市の「長野ホテル犀北館」で第1局が行われ、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖)が渡辺明棋王(名人)を破り、シリーズ先勝を飾った
11連覇を狙う渡辺棋王と、棋王初挑戦・奪取で年度内6冠獲得を目指す藤井竜王による注目の五番勝負
第2局は18日、石川県金沢市の「北國新聞会館」で行われる
藤井竜王が、現在進行中の王将戦七番勝負と並行して開幕した棋王戦五番勝負で、幸先の良い先勝を飾った
10連覇中の渡辺棋王に、史上最年少6冠獲得を目指す藤井竜王が挑戦する注目のシリーズ
振り駒の結果、藤井竜王の先手番で「角換わり」の出だしとなった
藤井竜王の得意戦型を見越してか、後手の渡辺棋王が仕掛けてしばらく下火となっていた形へと誘導
速いスピードで進行して一気に中盤へと突入するも、昼食休憩時点での渡辺棋王の消費時間はわずか21分だった
緊張感漂う中盤戦では、渡辺棋王も1時間を超える長考に沈む場面も
読み合いから攻めのターンが巡ってきた藤井竜王が勢いよく攻め込み、ペースを握った
深い前傾姿勢で盤上をのぞき込む藤井竜王は、後手陣を広く包み込むように攻撃を展開
手にした桂香で後手玉に迫り、包囲網をさらに狭めていった
最終盤では、自玉の安全を見切った藤井竜王が守備駒だった金も加勢
全軍を動員させてリードを拡大させた
一時は持ち時間で1時間以上上回っていた渡辺棋王だったが、気付けば時間差も逆転
劣勢に追い込まれた渡辺棋王は馬切りから必死に勝負手を繰り出し、単騎で入玉を図ったが、藤井竜王が冷静な対応で追い込み勝利
終わってみれば、勝利への美しい「藤井曲線」を描く快勝で、10連覇中の渡辺棋王から先勝を奪った
この結果、シリーズは挑戦者の藤井竜王が先勝を飾って1-0に
本五番勝負で奪取に成功した場合、史上最年少の6冠王が誕生するとあり、一局一局の勝敗に大注目が集まっている
次局は約2週間後の18日、石川県金沢市の「北國新聞会館」での開催が予定されているが、藤井竜王はその間に防衛戦の王将戦七番勝負第4局(2月9・10日、東京都立川市「SORANO HOTEL」)が待ち構える
挑戦者の羽生善治九段を相手に2勝1敗で一歩リードしているものの、気の休まる時間はない
渡辺棋王がこのまま独走を許す訳もなく、先手番となる第2局ではすぐにタイに追いつくべく作戦を準備していることは必至
ダブルタイトル戦はもちろん、さらには名人初挑戦がかかる順位戦A級のリーグ戦も大詰めを迎えているとあり、両者の動向から目が離せない
(この記事は、ABEMA TIMESの記事で作りました)
竜王を含む5冠(藤井聡太棋士)と名人を含む2冠(渡辺明棋士)の注目の複数タイトル保持者同士の対決・・・
藤井聡太BOOK2023 不敗の王者が望む盤上の景色 (将棋世界Special)
現在までタイトル戦無敗の藤井聡太5冠を特集
2023年02月06日
19歳落合が新十両昇進!最速所要1場所で関取に
相撲界に現れた令和の怪物が、偉業を成し遂げた
日本相撲協会は1月25日、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を行い、初場所で幕下15枚目格付け出しデビューした落合の新十両昇進が決まった
日本相撲協会には「幕下15枚目以内の全勝力士は十両昇進の対象とする。ただし番付編成の都合による」との内規がある
今場所の落合は7戦全勝優勝した
15枚目格付け出しとしては2006年夏場所の下田(のちの若圭翔)以来となる2人目の全勝優勝で、現行制度では史上最速かつ所要1場所での十両昇進の可能性が高まっていた
下田の時は番付運が悪く昇進はかなわなかったが、落合は順当に十両へ出世した
2000年9月に幕下15枚目格付け出し制度ができて以降、所要2場所で関取になったのは、成田(のち豪風)、内田(のち普天王)、遠藤、逸ノ城、御嶽海、矢後の6人だけ
この最速記録を落合が抜いた
落合の昇進は、師匠の元横綱白鵬の宮城野親方にとってもうれしい知らせとなった
昨年7月に宮城野部屋を継承してから、同部屋で初の新十両誕生
28日に控える自身の引退相撲に向けて、愛弟子から最高のプレゼントがもたらされた
宮城野親方とそろって会見した落合は「宮城野部屋で強くなって幕内で優勝することで師匠を泣かせることと、相撲を始めたときから夢だった横綱になりたい」と力強く誓った
(この記事は、日刊スポーツの記事で作りました)
十両以上になると、関取といわれ、給料、待遇で幕下以下と大きな「差」ができる
(群と「グレードアップする)
ちなみに年2場所時代に後に横綱の羽黒山政司が序ノ口、序二段、三段目、幕下、十両を全て優勝し各1場所で通過した記録がある
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2000年9月に幕下15枚目格付け出し制度ができて以降、所要2場所で関取になったのは、成田(のち豪風)、内田(のち普天王)、遠藤、逸ノ城、御嶽海、矢後の6人だけ
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ちなみに年2場所時代に後に横綱の羽黒山政司が序ノ口、序二段、三段目、幕下、十両を全て優勝し各1場所で通過した記録がある
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