4人組バンドのSEKAI NO OWARIが「Habit」で初の大賞を受賞
新型コロナの影響で無観客で実施されていたが、2019年以来3年ぶりに有観客開催となった
惜しみない拍手が注がれた。デビューから12年のSEKAI NO OWARIが栄冠を手にした
優秀作品賞7回目で初の大賞
花道でダブルピースしたボーカルのFukase(37)は「本当にデビュー当時から出させていただいて。長い年月をかけてやっといただけたなと思います」と感慨深げ
ギターのNakajin(37)も「とてもうれしいです。この曲を作っていた時は時間がなくて。僕らの色がそのまま入ってる曲。こういう形で賞をいただけたのは、自分たちが肯定されたような気持ち」と喜びをかみ締めた
4月に先行配信された「Habit」のテーマは「自分で自分を分類してしまう悪い習性(=Habit)を壊せ」
中毒性のあるアップテンポのメロディーに、4人が踊る“クセ強”ダンスがシンクロし、10代を中心に若い世代から人気に火が付いた
サブスクリプション(定額音楽配信サービス)では、ヒットの目安となる1億回超え
ストリーミングの総再生回数は2億回以上、ミュージックビデオ(MV)の再生回数も1・2億回を記録した
3人組グループ・パワーパフボーイズが振付を担当したダンスMVでは、学校を舞台にバンド史上最高難度のダンスに挑戦
長期間のレッスンを受け、完成度の高さを追求した
SNSには多数の「踊ってみた」動画が投稿され、TikTokの総再生回数は驚異の25億回以上を数える
コロナ禍で度重なる全国ツアー、ライブイベントの延期を経験
2年間の“空白期間”を乗り越え、今年は充実の1年を迎えた
2020年春のデビュー10年記念ライブイベント「THE PARADE」、2021年夏開催だったバンドの歴史をたどる大型展覧会「THE SECRET HOUSE」が、4月になって実現
8月には初の4大ドームツアー(全5公演、20万人動員)を成功させた
新境地を切り開いたセカオワ
令和の音楽シーンでも強烈な個性を放つ
(この記事は、スポーツ報知の記事で作りました)
セカオワの「Habit」は令和らしいデジタル配信などが伸びました
セカオワは悲願のレコード大賞受賞
なお最優秀新人賞は田中あいみさん
最優秀歌唱賞は三浦大知さん
輝く! 日本レコード大賞 公式データブック
レコード大賞60回を記念した計60回の硬式データブック