2022年11月16日

地球から最も近いブラックホールの発見、宇宙の謎などを提起

太陽系の縁よりそれほど離れていない奥深い宇宙には、宇宙的にいうところの万物の謎に満ちた闇の中心がある

先週ある天文学者チームが、地球からわずか1600光年にある休眠状態のブラックホールを見つけたことを発表した

これまでの観測されてきた距離の3分の1の近さだ

ブラックホールのあらゆる物体を飲み込むパワーを論じる場合、その近さは当然ながら重要な特性となる

幸いなことに、本ケースでは休眠中であることも同じくらい重要となる

なぜなら、そのブラックホールは飽和状態にあるため脅威をもたらさないことを意味しているからだ

少なくともそう願いたい

このブラックホールは、NSF(米国立科学財団)のNOIRLabが運営するハワイ島にあるGeminiNort(ジェミニ・ノース)望遠鏡を使って発見され、GaiaBH1(ガイアBH!)と命名されている(この連星系は当初、欧州宇宙機関の宇宙船ガイアからのデータを分析した結果発見され、ブラックホールを含む可能性のある連星系であると指定されていた)

質量は私たちの太陽の約10倍だ
BH1を中心とする星系は、ブラックホールを太陽に似た星が取り囲んでおり、私たちの太陽系をちょっと異様にしたような感じになっている

「太陽の代わりにブラックホールを、地球の代わりに太陽を置けば、この星系になります」と宇宙物理学者のカリーム・エル=バドリー氏が説明

「このような星系を発見したという報告はこれまでにもたくさんありましたが、ほぼすべての発見がその後、否定されています。今回の例は、天の川銀河で恒星質量ブラックホールを広軌道で周回する太陽類似星を明白に発見した初めての例です」

エル=バドリー氏は、王立天文学会月報でこの発見を報告した論文の主著者だ

「私たちのジェミニ追跡観測によって、この連星が通常の恒星と少なくとも1つの休眠ブラックホールからなっていることが合理的疑いの余地なく確認されました」とエル=バドリー氏は付け加えた

「観測されたこの星系の軌道に、ブラックホールが1つもないことを説明できる宇宙物理学的に妥当なシナリオを見つけることはできませんでした」

この星系が奇妙なのは、ブラックホールの形成に関する科学者たちの現時点での理解と適合しなていない点だ

BH1は、恒星として生まれた初期段階で、超巨星へと膨張するのに十分な大きさだった

実際、その伴星が現在のような太陽類似星へと成長するはるか以前に、それを呑み込むことができるくらい膨張していたはずだ

「この星系を通常の連星進化モデルでは容易に説明できないのは興味深いことです」とエル=バドリー氏は指摘する

「今回の発見は、この連星系がどのように作られたか、またこのような休眠ブラックホールがほかにいくつ存在するのかについて多くの疑問を提起しています」

おそらく最後の疑問が多くの人々にとって最も興味のあるところだろう

そしてさらに重要なのは、地球の近くにこのような休眠ブラックホールがもっとあるのかどうかだ

そして、果たしてブラックホールが休眠状態から覚醒することがあり得るのかどうか、それが最も重要だ

最後の疑問には今後も特に注目していただきたい

(この記事はフォーブス・ジャパンの記事で作りました)

宇宙的にいえばたった1600光年というが、一般的には想像を絶する距離だ

今回のブラックホールは多くの宇宙の疑問・謎を提起している

宇宙はまだまだ疑問や謎が多い

ちなみにブラックホールは天才・アインシュタインが一般相対性理論などでその存在を予言し、その後の実験・観測などで立証あれた


ゼロからわかるブラックホール―空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム

暗黒で重量がとてつもなく大きく時間さえ飲み込むとされる謎多き天体・ブラックホールを分かりやすく解説
ブラックホールは全てを飲み込むとされる天体
posted by june at 14:48| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

グーグル、位置情報収集で和解金 米40州に550億円

米オレゴン州の司法当局は14日、グーグルによる位置情報の不適切な追跡や収集を巡り、同社が米40州に計3億9150万ドル(約550億円)を支払うことで和解が成立したと発表した

同社は設定画面で追跡が「オフ」になっていると利用者に誤認させ、収集を続けていたという

ローゼンブラム同州司法長官は「グーグルは長年、プライバシーよりも利益を優先してきた。ひそかに記録した情報を広告主のために使っていた」と批判

2014年以降、こうした慣行が続いていたと認定した

グーグルは、位置情報履歴の初期設定で追跡をオフとする一方、ウェブやアプリに関する設定では「オン」にしていた

広報担当者は「数年前に変更した古い製品ポリシーに対する調査で和解に至った」とコメント

既に修正を図っていると説明したが、今後、追跡状況の開示などさらなる改善を約束した

(この記事は、Jiji.comの記事で作りました)

設定画面で追跡が「オフ」になっていると利用者に誤認させ、収集を続けていたというこの「行為」は利用者の安全性などにも関わることです

収集した情報は広告収入などにつなげていたようです

IT大手は「IT課税」やリストラなどの「逆風」が吹いています

急成長したこの業界にも「厳しさ」も・・・


世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法

急成長したIT大手の代表的企業・グーグル・・・
グーグルの大成功の世界最高のチーム作りの方法について解説

グーグルは検索する「ググる」でもおなじみですね
posted by june at 13:30| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今年7~9月期GDP 年率換算でマイナス1.2% 4四半期ぶりのマイナス成長

今年7月から9月までのGDP=国内総生産は、年率換算で1.2%の減少となりました

4四半期ぶりのマイナスです

内閣府が発表した7月から9月期のGDPは「実質」で前の期と比べ0.3%のマイナスとなりました

年率に換算すると1.2%の減少で、4四半期ぶりのマイナス成長になりました

3年ぶりの行動制限のない夏休みでサービス消費の大幅な増加が期待されましたが、新型コロナの感染第7波の影響で、個人消費が伸び悩んだことなどが影響しました

また、輸入が大きかったことがGDPを押し下げました

内閣府は「国内の企業から海外企業への広告マーケティング関連の支出が大きかった」ことが輸入増加の要因だとしています

後藤大臣は談話を発表し、「民需を中心として景気は緩やかに持ち直しているという姿に変わりはない」とし先行きについては「総合経済対策を含めた各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待される」とコメントしています

一方で、「物価上昇が続く中で、家計の実質所得の減少や企業のコスト上昇など、家計・企業を取り巻く環境には厳しさが見られ、さらに、欧米において金融引締めが続く中で、世界的な景気後退懸念に注意が必要である」とも指摘しています

一方、大和証券のチーフエコノミスト・末廣徹氏は今後の先行きについて、▼コロナ第8波で再び個人消費が伸び悩む可能性▼旅行や飲食店などサービス消費の現場での人手不足が供給制約となる可能性があると話しています

(この記事は、TBSニュースデグの記事で作りました)

円安による輸入品の値上げ・原材料費のコスト増、各種の物価上昇などが消費の低迷などになっています

新型コロナウイルスの感染「第8波」やインフルエンザとの同時流行の懸念されます

これらでの景気後退も・・・


GDP――〈小さくて大きな数字〉の歴史

GDPは経済だけでなく、政治にも大きな影響力がある
GDPの歴史と影響力について解説
posted by june at 12:24| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米IT大手のリストラ相次ぐ

米IT大手のリストラが相次いでいますね

「時代」の潮流に乗り急成長を続けてきた米IT大手・・・

いわゆる「IT課税」などが導入されるなど目立った成長をしてきました

しかし、この米IT業界でリストラの波が・・・

イーロン・マスク氏が買収し最高経営責任者(CEO)に就任したツイッターは全従業員の半数

社名を改称したメタ(旧フェイスブック)は1割強

アマゾンは従業員1万人程度の削減を計画

などとリストラの流れが・・・

景気後退で収益が圧迫されてきたため他にもさまざまな「手段」で収益減対策を講じている

一方でリストラはシステムの誤動作の危険、管理の徹底の不備などの危険もはらむ


ITロードマップ 2022年版

シンクタンクの野村総研がIT業界を研究・分析・調査し近未来を予想しまとめました
posted by june at 11:24| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY株は、10月の米卸売物価指数の伸びが市場予想を下回ったことを好感し、反発した

15日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、10月の米卸売物価指数の伸びが市場予想を下回ったことを好感し、反発した

終値は前日比56ドル22セント高の3万3592ドル92セント

ハイテク株中心のナスダックは162.19ポイント高の1万1358.41




15日(日本時間)の日経平均株価は小幅に反発し、終値は前日比26円70銭高の2万7990円17銭


前週末まで急上昇していた米国株が前日は下落した流れを受け、朝方は安く始まった

ただ、米利上げペースの減速期待は根強く次第に買いが優勢となった

中国のゼロコロナ政策の修正観測も相場の下支えとなった


(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
posted by june at 07:06| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界の人口が80億人に 12年間で10億人増

世界の総人口が15日、国連の推計で80億人に達した

2010年8月から10億人増えた

今後も増え続け、2030年には85億人になる見通し

ただ、増えている国はアフリカやアジアなど一部地域への偏りが顕著で、日本のように少子高齢化などの課題を抱える国も多い

国連の「世界人口推計」によると、今年7月1日現在、最も人口が多いのは中国で14億2588万人

だが、2位のインド(14億1717万人)が来年にも中国を抜く見込みだ

3位以下は米国3億3829万人▽インドネシア2億7550万人▽パキスタン2億3582万人――と続く

日本は1億2395万人で11位となっている

(この記事は、朝日新聞DIGTALの記事で作りました)

世界人口は80億人になったようです

国別人口はいずれインドが中国を抜き1位になるとは以前からいわれていましたが、今年の7月1日時点ではかろうじて中国が最多のようです

ただし来年にもインドが中国を抜く見込みのようですが・・・


歴史人口学で見た日本〈増補版〉

歴史人口学から見た日本史を解き明かす
posted by june at 04:30| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする