北海道大学大学院理学研究院の角井敬知(かくい・けいいち)講師らが「エンピツナミタナイス」と命名し、論文を国際的な専門誌に発表した
角井さんによると、タナイスは海底や河口などにいる甲殻類で、体長は数ミリ~1センチ
エビのように頭部付近には触角、胸付近には一対のはさみのような脚があるが、体に六つの節があり、ダイオウグソクムシやワラジムシに近い特徴がある
エンピツナミタナイスは、波の穏やかな海中に生息し、体長は2~3ミリほどだ
全体的に半透明の甲羅に覆われており、目のある頭の先が黒く、節に平行して黒いボーダーが見えるのが特徴という
新種とわかったタナイスは2017、2018年に鴨川市内の海岸の泥から発見された。角井さんと
当時研究室にいた大学院生だった岡本暢躍(のぶや)さんが、体の構造や模様を顕微鏡で観察したり、DNA配列を調べたりした結果、すでに名前が付いている種とは異なっていることがわかった
新種は発見者が名前をつけることができる
命名のきっかけは、角井さんが「名前を決めたか」と岡本さんに尋ねたときの返事だった
「なんか鉛筆に似ている」
和名のほか、世界共通の学名も鉛筆にちなんだ
ギリシャ語で鉛筆にあたる「molybi」とナミタナイスの仲間を指す「zeuxo」から、「ゼウクソ・モリビ(zeuxo molybi)」とした
(この記事は、朝日新聞デジタルの記事で作りました)
まるで、鉛筆のような見た目で、和名も学名も鉛筆にちなんだ名前となりました
世の中には奇妙な形をした生き物がいますね
新種のようですが、彼らの詳しい生態などが知りたいですね
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世界には、奇妙と思える生き物が多く存在する
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彼らの生態などに驚きます
今回の発見も奇妙な生き物ですね