投下時刻の午前8時15分に黙禱をささげた
核保有国ロシアによるウクライナ侵攻のさなかの開催となり、松井一実市長は平和宣言で、各抑止論を支持する考えが増えているとし「一刻も早く全ての核のボタンを無用のものにしなくてはならない」と核兵器廃絶を訴えた
政府に対しては、米国で開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で核保有国と比較保有国の橋渡し役となるよう訴え、核兵器防止条約の早期批准も求めた
来年5月に広島で開く先進7カ国受納会議(G7サミット)の出席者にも核廃絶を呼びかけた
地元広島選出の岸田文雄首相は式典で「核兵器のない世界への気運が後退している今こそ、惨禍を繰り返してはならないと世界に訴える」とあいさつした
比較三原則の堅持を表明し、NPTの維持・強化を訴えたが、核禁条約への言及はなかった
半面、初参加したグテレス国連事務総長はあいさつで「希望の兆しはある」と核禁条約に言及
核保有国に「核の先制使不使用」の約束を求めた
広島市の小学6年生から選ばれたイタリア生まれのバルバラ・アレックス君(12)と山崎鈴さん(11)が「平和への誓い」を朗読
4978人を追加し、総計33万3907人が記帳された原爆死没者名簿を原爆慰霊碑の石室に奉納した
(この記事は、産経新聞の記事で作りました)
「核のない世界」への道は険しい
日本は現状では米国の「核の傘」に守られている側面もある
対中露への対応が大きなカギともいえる
戦争や核の悲惨さを今後も訴え、現状では理想であるが、「核なき世界」、さらには「戦争なき世界」を目指すしかない
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「ヒロシマ」は「ナガサキ」とともに被爆地として世界に知られている
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