さらに、女流棋士とは別制度の棋士編入試験の受験資格も取得した
女流棋士が8大トーナメントの本戦進出と、編入試験の受験資格取得を達成するのはいずれも初めて
規定では、棋士になるには養成機関「奨励会」に入り、四段に昇段するか、棋士編入試験を受ける必要があり、これまで女性はいない
受験資格を得るには、男性棋士が参加する公式戦で10勝以上し、かつ勝率6割5分以上の成績を収めることが条件になっている
里見女流4冠はこの日の勝利で10勝4敗とし、条件を満たした
試験は棋士5人と対戦し、3勝すれば合格する
受験には1カ月以内に申請が必要で、里見女流4冠は「すごく光栄なこと。今日は勝てると思っていなかったので、また考えたい」と話した
里見女流4冠は女流タイトルは最多の47期
かつて奨励会に在籍し、三段まで昇段したが、26歳の年齢制限のため平成30年に退会した
(この記事は、産経新聞の記事で作りました)
これまで女性棋士のプロ(四段以上)はいない
そのため女性棋士のタイトル戦もある
里見女流4冠が8大タイトルの本戦進出と編入試験の受験資格取得は、女性棋士では史上初の快挙だ
女性棋士のプロへの道は険しいが、頑張ってほしい
里見香奈女流5冠の奨励会退会から読み解く 女性初プロ将棋棋士誕生への険しい道
2018年(平成30年)に里美女流4冠が26歳の年齢制限までに四段(プロ)となれず養成機関の奨励会を退会しました
上記書籍刊行当時は女流5冠で女性棋士の中では圧倒的強さでした
そんな里見棋士でも男性棋士に交じりプロにはなれませんでした
今回8大タイトルで本戦進出をし、棋士編入試験の受験資格を得ました
プロへは編入試験に合格しなければならず、道は険しいですが、8大タイトルの本戦進出、編入試験の受験資格取得は女性棋士初の快挙です
この後も頑張ってほしいですね