ニューヨーク株式相場は4月最後の取引となった(4月)29日、主な株式指標が軒並み急落した
ダウ平均株価はこの日、下げ幅が一時1000ドルを超えた
終値は前日比939ドル18セント安の3万2977ドル21セントとなり、3月中旬以来、約1カ月半ぶりの安値だった
ハイテク株中心のナスダックは月間の下落率が13%と、2008年の金融危機「リーマンショック」以来の大きさを記録した
インフレ抑制のため米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを加速させるとの警戒感が強まり、リスク回避の売り注文が膨らんだ
週明けの東京市場の取引に影響を与える可能性がある
ナスダックは536.89ポイント安の1万2334.64で取引を終えた
米紙ウォールストリートジャーナル(電子版)によると、月間ベースの下落率はリーマン・ショック直後の2008年10月以来の水準だった
29日朝方に発表された3月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比6.6%上昇し、40年2カ月ぶりの高さとなった
FRBが5月3、4両日の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げに踏み切り、その後も、踏み込んだ金融引き締めを続けていくとの観測が強まり、投資家心理を冷やした
前日の決算発表で業績が振るわなかったオンライン通販大手アマゾン・コムが急落
ハイテクや金融など幅広い銘柄で値下がりが進み、相場を押し下げた
(この記事は、産経新聞の記事で作りました)
利上げ警戒でニューヨーク株式市場が急落
一時下落は1000ドルを超えました
終値は900ドル以上下落しており、ハイテク株中心のナスダック中心のナスダックも500ポイント以上下げました
今後の東京市場に影響も・・・


アメリカ連邦準備制度(FRS)の金融政策
世界の金融・経済の中心は米国(アメリカ)であり、米国の中央銀行といえる米連邦準備制度理事会(FRB)は世界の中央銀行といえます
FRBの金融政策から世界の経済が見えてくる