オリガルヒが海外に保有する資産を凍結し、彼らとの取引を禁止するなどして締め付けを図る
冨を失うオリガルヒが侵攻に反感を持てば、政権の基盤が弱まり、軍事行動に歯止めをかけられるのではないかとの期待がある
(この記事は、産経新聞の記事で作りました)
オリガルヒとはロシアなどの政治的影響力を有する新興財閥
ロシアのオリガルヒは、ソ連の社会主義体制から資本主義を取り入れる過程、ソ連崩壊で誕生した国営企業の民営化の動きに便乗し、莫大な富を築いた
彼らは政治との癒着によっても勢力を広げた
ロシアのオリガルヒには大別して2種類ある
エリティン政権下で台頭した「エリティン系」とプーチン政権下で台頭した「プーチン系」
「エリティン系」の一部から「反戦」発言も出ており、プーチン政権からの離反につながる可能性も
公には「プーチン系」は、ウクライナ侵攻に反対していないが、「プーチン系」の間にも侵攻の反対の声が広がるかが注目だ
制裁によって彼らの冨が失われる動揺は大きく、プーチン政権の基盤弱体化・離反につながるかに注目
ロスネフチ~プーチンの巨大石油会社 (ユーラシア文庫)
プーチン系でプーチン大統領の盟友ともいわれるイーゴリ・セチン氏
そのセチン氏が社長のロシアのオリガルヒの1つで国営石油企業「ロスチフチ」