2020年05月01日

FRB、ゼロ金利維持、企業支援の追加策を検討

米連邦準備制度理事会(FRB)は4月29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上のゼロ金利と国債などを無制限に買い入れる量的緩和の継続を決めた

新型コロナウイルス問題が「中長期的に景気への重大なリスク」となるとし、経済が停滞が長引く懸念を示した

原油市場の迷走にも危機感

感染拡大による失業者の増加で世界経済、ひいては米経済への悪影響の可能性も

NY株は、世界的感染拡大でも底堅さを見せているが、上記のリスクで再び大きく下落の可能性もある

景気の改善を確信できるまで「利上げは急がない」とも


さらに、「全ての手段をとる」と述べて、企業支援の追加策も検討
posted by june at 12:55| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鉱工業生産3.7%低下、4月の消費者心理がリーマン時を下回る過去最低

30日に、経済産業省が発表した3月の鉱工業生産指数速報(平成27年=100、季節調整済み)は95.8%となり、前月に比べ3.7%低下

下落は2ヶ月連続

国内外の経済が新型コロナウイルス感染拡大で停滞したのが響いた

指数は第2次安倍晋三政権発足直後の平成25年1月以来7年2ヶ月ぶりの低水準

基調判断は「生産は一進一退ながら弱含み」から「生産は低下している」に下方修正

経済の先行きは4月が1.4%上昇、5月は1.4%と予測

ただ、今回の調査は4月上旬にしており、その後の緊急事態宣言などは織り込まれていない

経済産業省は、「今後も低い状況が見込まれる」としている

感染拡大で口上停止などが相次ぎ、(上昇予測の)4月も低下の可能性があり、今後も「厳しい」の可能性も



内閣府が発表した4月の消費者心理も、比較可能な平成16年4月以降で過去最低

リーマン・ショックで最も低かった平成21年1月の27.5ポイントを下回る21.6
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NY株は、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、米景気の急激な悪化を示す経済指標が相次いだのを嫌気し、反落

4月30日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、米景気の急激な悪化を示す経済指標が相次いだのを嫌気し、反落した

発表された米新規失業保険申請件数も米個人消費支出(PCE)も悪かった
(特にPCEは過去最大の落ち込み)

こうした経済指標が投資家心理を冷やし、売りが先行

このところのNY株は上昇基調を維持していたため、高値警戒から、利益確定の売りが出やすかった

終値は、288ドル14セント安の2万4345ドル72セント

ハイテク株中心のナスダックは、25.16ポイント安の8889.55





4月30日(日本時間)の日経平均株価は上昇

終値は3月6日以来の2万円台を回復する前日比422円50銭高の2万0193円69銭

29日のNY株(ダウ平均株価)が大幅上昇で、NY株の堅調な企業決算やテクノロジー株主導のNY株高を受けて、日経平均株価も上昇した

posted by june at 07:07| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

緊急事態宣言延長へ、「10万円給付」補正予算案成立

4月30日に、政府は新型コロナウイルス対策で発令した緊急事態宣言が(5月)6日に期限を迎えますが、宣言の延長の方針

全国(全都道府県)を対象に、1ケ月程度の延長を考えているようだ

30日の全国知事会でも(全国)一律で緊急事態宣言の延長の声があった

「接触8割減」(主要都市では「接触8割減」のところもあるが、減少が鈍化のところも)や感染者減少などは、「好転」傾向だが、より一層の徹底・努力が必要のようだ

引き続き、外出自粛などの「家ごもり」などの徹底を目指す生活が続きそうで、手洗い、消毒、マスク着用の徹底などが必要

専門家の分析、感染拡大状況などを参考にしながら最終的に5日までに決まるが、現状では専門家も政府も宣言の延長やむなしとしている



また国民1人当たり一律10万円の現金給付などの緊急経済対策を盛り込んだ令和2年度補正予算案は30日の参院本会議で可決、成立した
posted by june at 04:12| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする